【2024年】Surfshark vs NordVPNで徹底比較!おすすめはどっち?


海外の限定コンテンツを楽しんだり、日本でしか見れないコンテンツを国外から視聴するのにVPNは重宝します。また、不特定多数が利用する無料Wi-Fiを安全に利用するためにもVPNは欠かせません。

料金がお手頃で気軽に利用できるVPNサービスでよく挙がるのが「Surfshark」と「NordVPN」。

料金や特徴がそれぞれ異なるので、どちらを選べば良いのか決められない人も多いはず。


そこで本記事では、両サービスを実際に使用してる僕が、10項目から徹底的に比較し、どちらがおすすめなのかをくわしく検証していきます。

もくじ




SurfsharkとNordVPNのサービス内容

SurfsharkとNordVPNを比較する前に、それぞれの主なサービス内容を紹介します。
サービス内容
  • Surfshark
  • NordVPN
 

Surfshark

Surfsharkのサービス内容は以下のとおりです。
運営会社 Surfshark B.V.
所在地 オランダ アムステルダム
VPNサーバー数 3,200台以上(100ヶ国)
対応OS
  • Windows
  • macOS
  • Android
  • iOS
  • Linux
対応ブラウザ・デバイス
  • Chrome
  • Chromecast
  • Chromebook
  • Firefox
  • Microsoft Edge
  • ルーター
  • FireTV
  • Apple TV
  • Android TV
  • FireStick
  • Kindle Fire
  • Oculus Quest
  • Raspberry Pi
  • Xbox
  • PlayStation
  • Nintendo Switch
100ヶ国に3,200以上のVPNサーバーを設置しているため、さまざまな国の地域制限(ジオブロック)を回避できます。

対応デバイスが多いのも特徴で、ストリーミングデバイス・スマートTV・家庭用ゲーム機などでもVPNを接続しての利用が可能です。

さらに、同時接続デバイス数が無制限なので、何台つないでも追加料金不要で利用できます。
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NordVPN

NordVPNのサービス内容は以下のとおりです。
運営会社 NordVPN s.a.
所在地 パナマ共和国
VPNサーバー数 6,445台(111ヶ国)
対応OS
  • Windows
  • macOS
  • Android
  • iOS
  • Linux
対応ブラウザ・デバイス
  • Chrome
  • Chromecast
  • Chromebook
  • Firefox
  • Microsoft Edge
  • ルーター
  • FireTV
  • Apple TV
  • Android TV
  • FireStick
  • Kindle Fire
  • Oculus Quest
  • Raspberry Pi
  • Xbox
  • PlayStation
  • Nintendo Switch
2024年6月時点で6,000を超えるサーバーを設置し、1ヶ国に設置しているサーバー数が豊富なので、1サーバーあたりのアクセス数を分散できます。

そのため通信速度も安定し、ストレスなくさまざまな国のコンテンツを楽しめます。

対応しているデバイスの種類も多く、デバイスを用途に応じて柔軟に使い分けできるのもメリットです。
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SurfsharkとNordVPNを10項目で徹底比較

ここからはSurfsharkとNordVPNを項目別に比較していきます。
比較項目
  1. 料金と返金保証
  2. 支払い方法
  3. 通信速度
  4. サーバー設置数
  5. 同時接続台数
  6. アプリ
  7. 対応デバイス
  8. 対応している動画配信サービス
  9. セキュリティとプライバシー
  10. カスタマーサポート
 

料金と返金保証

SurfsharkとNordVPNの料金と返金保証は以下のとおりです。
サービス名 Surfshark NordVPN
1ヶ月プラン 2,308/月 1,960円/月
1年プラン 388円/月 690円/月
2年プラン 308円/月 550円/月
返金保証 30日間 30日間
 MEMO
SurfsharkはStarterプラン、NordVPNはベーシックプランの料金を記載しています。

両社とも30日間の返金保証がついているので、1ヶ月プランはどちらも実質無料で利用できます。

1年プランの契約になると、料金はSurfsharkのほうが月300円ほど安いです。

VPNは長期で契約するほど月額料金が割安になるため、1年以上利用する予定がある人は、よりお得になります。

Surfsharkの2年プランは86%オフになるうえ、2ヶ月分の無料期間が付いてきます。

NordVPNもSurfsharkより高いとはいえ、2年プランならその差は月240円と1年プランより差が縮まります。

以上をふまえ、料金の安さをもっとも重視するのであればSurfsharkがおすすめです。
Surfsharkの安さは業界でもトップクラス!

 

 

支払い方法

SurfsharkとNordVPNの支払い方法は以下のとおりです。
サービス名 Surfshark NordVPN
クレジットカード
  • VISA
  • Master Card
  • American Express
  • DISCOVER
  • VISA
  • Master Card
  • American Express
  • DISCOVER
  • JCB
  • Union Pay
PayPal
Payサービス
  • Google Pay
  • Amazon Pay
  • Google Pay
  • Amazon Pay
暗号通貨
  • ビットコイン
  • イーサリアム
  • リップル
  • ビットコイン
  • イーサリアム
  • リップル
SurfsharkとNordVPNのどちらも、対応しているPayサービス・暗号通貨の数が多く、日本人向けの支払いに適したサービスといえます。

支払い方法に大きな差はなく、日本で契約する分にはどちらのVPNも問題なく契約できますが、JCBとUnion Payを利用できる点でNordVPNのほうに若干軍配が上がります。

通信速度

SurfsharkとNordVPNともに、通信速度が速く安定していると評判ですが、実際どの程度の差があるのかを比較してみました。

速度測定にはSpeedtest.netを利用しています。

参考までに、VPNをつないでいない状態の通信速度がこちらです。

 
平均下り速度 平均上り速度 平均Ping値
587.54Mbps 590.01Mbps 13ms
東京サーバーに接続した際のSurfsharkとNordVPNの結果を確認してみましょう。
サービス名 Surfshark NordVPN
平均下り速度 30.57Mbps 104.76Mbps
平均上り速度 88.29Mbps 80.01Mbps
平均Ping値 13ms 13ms
いずれもVPNサーバーを経由する分、遅くなるものの、東京サーバーでの接続はNordVPNのほうが速いです。

海外から日本のサーバーにアクセスするときは、NordVPNのほうがより円滑に動画視聴できるでしょう。

遅延を示すPing値は両社とも13msと優秀です。

次に、アメリカ西海岸のサーバーに接続した際のSurfsharkとNordVPNの結果を見てみましょう。
サービス名 Surfshark NordVPN
平均下り速度 21.07Mbps 29.19Mbps
平均上り速度 36.47Mbps 43.40Mbps
平均Ping値 248ms 232ms
アメリカサーバーの場合、どちらもさほど変わりませんが、NordVPNのほうが若干速い結果となりました。

他にもトルコ・イギリス・韓国サーバーの3ヶ国で比較したので、日本・アメリカを合わせた表でまとめました。
サーバー名 Surfshark NordVPN
日本
  • ダウンロード:30.57Mbps
  • アップロード:88.29Mbps
  • Ping値:13ms
  • ダウンロード:104.76Mbps
  • アップロード:80.01Mbps
  • Ping値:13ms
アメリカ
  • ダウンロード:23.81Mbps
  • アップロード:30.57Mbps
  • Ping値:247ms
  • ダウンロード:29.19Mbps
  • アップロード:43.30Mbps
  • Ping値:232ms
トルコ
  • ダウンロード:36.09Mbps
  • アップロード:14.19Mbps
  • Ping値:492ms
  • ダウンロード:26.02Mbps
  • アップロード:2.56Mbps
  • Ping値:493ms
イギリス
  • ダウンロード:27.28Mbps
  • アップロード:33.47Mbps
  • Ping値:442ms
  • ダウンロード:28.68Mbps
  • アップロード:3.16Mbps
  • Ping値:476ms
韓国
  • ダウンロード:31.07Mbps
  • アップロード:9.23Mbps
  • Ping値:82ms
  • ダウンロード:33.17Mbps
  • アップロード:4.44Mbps
  • Ping値:86ms
日本・アメリカ以外の3ヶ国のVPNサーバー接続時のスピードに、大きな差は見られませんでした。

しかし、アップロード速度はSurfsharkのほうが比較的速いという結果から、ライブ配信やオンラインゲームあるいはビジネスでデータのアップロードが必要なケースでは、Surfsharkを利用したほうがいいでしょう。

一方AbemaやTver・Huluなど、日本のサービスを海外から見るならNordVPNのほうがストレスなく視聴できるでしょう。

以上をふまえると「海外から日本サービスを利用するならNordVPN」「ライブ配信・オンラインゲーム・ビジネスで利用するならSurfshark」という結果になりました。

今回の計測では、両社とも通常よりダウンロード速度が低下していますが、通信速度は利用している光回線や時間帯に左右されます。

自身の環境でどれくらいの速度が出るのか、返金保証を利用して実際に確認してみましょう。

 

サーバー設置数

SurfsharkとNordVPNのサーバー設置数は以下のとおりです。
サービス名 Surfshark NordVPN
サーバー設置数(設置国数) 3,200台以上(100ヶ国) 6,445台(111ヶ国)
Surfsharkは接続できる国が多い一方、1国あたりのサーバー数は少ないです。

利用者数や時間帯によって通信が不安定になったときや、サーバーがブロックされてしまったときに、代替サーバーがない可能性があります。

また、バングラデシュやフィリピンのサーバーなど、実際にはその国に存在しない仮想サーバーが設置されていることもある点に注意が必要です。

仮想サーバーの場合、フィリピンサーバーであってもサーバーが実際に設置されている国、たとえばアメリカと判定されてしまいます。

そのため仮想サーバーでは、YouTubeプレミアムやNetflixを日本との為替差を利用して安く契約できない可能性があります。

一方NordVPNは設置国は少ないものの、仮想サーバーは設置されておらず、サーバー数も豊富です。

国あたりのサーバー数が多いので回線の混雑を避けやすいうえ、サーバー不調時でも代替サーバーが見つかりやすく、トラブルが発生しても接続を維持しやすいVPNです。

動画視聴を安定した通信で楽しむにはNordVPN一択といえるでしょう。

 

同時接続台数

SurfsharkとNordVPNの同時接続台数は以下のとおりです。
サービス名 Surfshark NordVPN
同時接続台数 無制限 6台
Surfsharkは同時接続台数が無制限で、何台つないでも料金は変わりません。

1人で利用する分には2〜3台接続できれば十分でしょう。

しかし、家族で利用したかったり、同居人と共有したかったりする場合はNordVPNではやや心もとないです。

より大人数または複数のデバイスを同時に使いたい人は、何台接続しても追加料金が発生しないSurfsharkを選びましょう。

 

 

アプリ

どのVPNアプリも直感的に操作できるように設計されていますが、サーバーの選択はSurfsharkのように一覧から選ぶタイプが多いです。

一覧タイプの場合、日本語表記に対応しているかどうかで使い勝手が変わってきますが、Surfsharkは日本語表記で日本語検索にも対応しています。

NordVPNは英語表記なので、検索する際の国や地名も英語でなければ検索できません。

その代わり、地図で探しながらサーバーを選択できるので、国や地名の英語表記がわからなくても、だいたいの場所を把握していればその地点に移動して見つけられます。

直感的でわかりやすい操作方法の観点では、NordVPNのほうがすぐれているといえるでしょう。

 

対応デバイス

SurfsharkNordVPNは、どちらもさまざまなデバイスに対応していて差はありません。
 両VPNが対応しているデバイス
  • Chrome
  • Chromecast
  • Chromebook
  • Firefox
  • Microsoft Edge
  • ルーター
  • FireTV
  • Apple TV
  • Android TV
  • FireStick
  • Kindle Fire
  • Oculus Quest
  • Raspberry Pi
  • Xbox
  • PlayStation
  • Nintendo Switch
ただし、XboxやPlayStationなどの家庭用ゲーム機には両VPNのいずれも専用アプリはありません。

家庭用ゲーム機が利用するルーターにVPNを設定するか、VPNをインストールしたPCと家庭用ゲーム機をつなぐ必要があるなど、手間が少しかかる点に注意ください。
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対応している動画配信サービス

SurfsharkとNordVPNは基本的にどの動画配信サービスでも利用でき、差はありません。
 両VPNが見れる動画配信サービス
  • Netflix
  • Amazon Prime Video
  • Youtube Premium
  • Abema
  • 楽天Viki
  • Tver
  • Hulu
  • U-NEXT
ただし、Surfsharkは接続国によって通信が不安定になるケースもあるので、スムーズな動画視聴にはNordVPNのほうがすぐれています。

セキュリティとプライバシー

サーバー名 Surfshark NordVPN
セキュリティ AES -256bit AES -256bit
プライバシー ノーログポリシー ノーログポリシー
SurfsharkとNordVPNはどちらも、セキュリティに「AES -256bit」という暗号化技術を採用しています。

AES -256bitは、機密情報を保護するための高度なアルゴリズムで、アメリカ政府でも利用している暗号化技術です。

また、両社ともOpenVPNやIKEv2などのプロトコルを使用しているので、セキュリティ対策はどちらも万全です。

さらにSurfsharkとNordVPNは、一切のログを保有しないノーログポリシーにもとづいて運営しています。

アクセスログが残らないので、機密情報の送受信や情報漏えいが懸念される状況で使用する際に適しています。

 

 

カスタマーサポート

どちらのカスタマーサポートも24時間365日対応しています。

メールもしくはチャットでのやり取りで、日本語に対応(厳密には自動翻訳)しているので英語ができなくても安心です。

チャットはライブチャットなので返信が早く、メールも遅くとも48時間以内に返信がくるので、待たされるストレスもありません。

実際に両サービスで解約・返金手続きを進めましたが、どちらも10分足らずでスムーズに完了できました。

またヘルプセンターでは、一般的なトラブルや支払い問題などの疑問が解消できます。
カスタマーサポートを利用する前に、一度ヘルプセンターで調べるのがおすすめです!

SurfsharkとNordVPNはどんな人におすすめ?

サーバー名 Surfshark NordVPN
料金
支払い方法
通信速度 ライブ配信・ゲームなら 海外  日本なら
サーバー設置数
同時接続台数
アプリ
対応デバイス
動画配信サービス
セキュリティ
カスタマーサポート
Surfsharkはサーバー設置国が多く、同時接続台数が無制限なので「NordVPNでは対応してない国のサービスを利用したい人」「デバイスを複数接続したい人」にも向いています。

NordVPNは「長期利用を前提としている人」「動画コンテンツをスムーズに楽しみたい人」におすすめします。

サーバー設置台数はNordVPNのほうが優秀です。

1つのサーバーが使えなくなっても、豊富なサーバー数により、代替サーバーにすぐ切り替えられる安心感もあります。

Surfsharkは、ダウンロード速度はNordVPNより速い傾向にあるものの、サーバー数が少ないので混雑時は通信が途切れるケースがある点に注意が必要です。

 

Surfshark vs NordVPN比較まとめ

本記事では、SurfsharkとNordVPNを各項目で比較しました。

Surfsharkは価格が安いうえ、同時接続台数が無制限なのでコスパの良いVPNといえます。

サーバー設置国数も多いので、幅広いロケーションを選択できる点がメリットです。

NordVPNは低価格ながら安定した高速通信で、サーバー設置台数も多く、とくに海外の動画配信サービスを視聴するのに向いています。